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犬病ぬこの報告
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先日「P型の目穴ナシ版を3個ください!」という剛気なお問い合わせがありました。
嬉しいねぇ、お客さんわかってらっしゃる!! とほくそ笑む私。


P型の魅力は汎用性の高さにあります。(あと密着率!)
 元の目穴を「基準」として広げるのも良いが、手で描き込める方には白キャンバスの「目穴ナシ」がうってつけ。
別に画力が無くとも、寸尺や位置をプリントアウトした絵で合わせながらでも充分に加工可能です。


折角なので先日作ってみたP型加工を軽く紹介します。
「口は小さく、目はタレ伏せ気味で 詳細はJPG参照」『あいよー』
・・・という改造オーダーで着手したのがこちら。

p00.jpg









FRP面の厚みもあるので、かなり削っても大丈夫
口の端のグレーは表面の「ゲルコート層」が剥げた剥き身のFRP樹脂層
と、裏打ちしておいた「セメダイン社 金属パテ」が少々露出したもの

このようにパテを予め「裏打ち」しておけばガンガン削ってもOK
上唇の形状は口の大きさで決まります 口角をパテで新造するので、少し多めに削り落としました。


目をよく見ると、内側の破線があります。これが本来のP型の「目穴」位置です。
今回は眉間に拡張する形で形状変更します。

外輪の線の内側に、1mmのピンバイスで穴をあけて、それを繋げて切り抜きます。
手で空けるとシンドイので電動リューター使ってバスバスバスッっと 荒々しく穿孔したら、
150番くらいの紙やすりで穴を均します。 そのまま外輪の形状まで削りながら拡張ながら微調整

p01.jpg












「金属パテ」で口端の凹みを埋めつつ、口角を「まろやかに」造形 あとはサフ吹いて、
ポリパテで整面して、グレーサフ→白サフ→肌サフ のいつものコンボから肌塗装してフィニッシュ



「P型」は「4式」とも「5式」ともラインの違う「アニメ系面長面」です。
とはいえ造形イメージは「ストパン」「IS」「Tony」系キャラなので、面長って程でもないです。

何なら横長の「まど☆マギ」キャラとかを再現しても、案外可愛く仕上がるかもしれません

どうぞ私が驚くような造形に挑戦してみてくださいませ



p003.jpg








そういえば前回WFで販売した一点物の「完成品P型」も、自分で作っておきながら意外な仕上がりでした。
ミーナ隊長っぽく作ってたら、いつの間にやら駄肉様に。。。

面って面白いデスネー (ΦωΦ)<デスネー
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