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エルプ耳といっても、ロード・オブ・ザ・リングやゼルダのリンクみたいな「地味」なのから、
アニメ版ディードのような「薄くて大きな横長」、PSOのような「尖ってナナメ後方」と、
本当に様々な形状が存在し、耳の中のディティールの解釈も決定打というものはありません。
きっと様々な「派閥」があって、あーでもないこーでもない ぽかすかぽかすか と
同じ趣向の間でも骨肉の争いとかあるのかなー あったらいいなー と
何はともあれ初の「エルフ耳」パーツ、
これをベースに好みの形に改造するのもアリでしょう
一見シンプルですが、今回のエルフ耳の開発は簡単ではありませんでした
ですが先駆の「礎」さえあれば、展開は驚く程に容易なはず
どうか今回のパーツ開発が何かの切欠になりますように。。。
ところで、
原型製作というのはそれだけで大変ですが、同時に最高の時間でもあります。
センスを研ぎ澄まし、努力や研究の分だけ形に残る、正に真剣勝負!
ところが、
それをキャスト転化して量産しようとすると、最悪の時間を超えなければなりません。
センスとは無縁、しかし一ミリの手抜きも許さぬ、地獄のような地味な作業!
「シリコン型製作」 がそれです。
やった事のある人間だけが知る、罰ゲームのような苦痛の時
この苦痛に耐える為に「むしろ楽しい」と自己を麻痺させでもしないとやってられない地味作業
そのくせ盛大な「したごしらえ」を、軽いミスで台無しにしてしまい、膨大な時間と材料費、時には魂である「原型」そのものをロストしかねないような、
そんな最悪な工程。。。
WFのディーラー人口が減少の一途とよく聞くが、
そりゃーこんな拷問に耐えられるタフガイが、そうそう育つものですか
WFで出店しているガレキ職人には、本当に様々なスキルを要求されます。
・原型
・仕上げ(分割等)
・塗装
・複製型製作
・複製
・パッケ製作
・テーブルレイアウト
そして全てのスケジュール管理
ついでに版権絡むともっと苛烈に。。。
当然全てを完璧にこなす超人がホイホイいるわけではありませんが、
拙くともその全てをこなさないと出店はできません。
そしてそのひとつひとつが、それだけで「プロ」がいる世界
その中で「可愛らしい造形」ができる人の、なんと一握りな事か。。。
ね? 造形って面白いでしょ(TдT)
ぬこ面用のアクセサリ・パーツ「エルフ耳」が完成しました
キャスト製で、P型・4式(42 46 48)・5式(a c m)の6種に装着可能です。
P型への装備をメインに原型を作ったので、P型へはぴったりフィットします。
それ以外の4式、5式 シリーズにも装着可能ですが、少し隙間が生じます
(5式だと個体差によりますが少し削る必要もあります)
耳の裏側は死角ではありますが「元の耳」が半分剥き出しになりますので、気になる方は
「付け根」「耳裏」はパテで埋めて使用します。
■接着式の取付け
耳の保持には「接着」が必要なので、脱着コンパチ仕様にはなっていません。
エポキシボンドやパテで「むんにょり」と接着する加工が必要です。
■製作後記
90年代の「ロードス島戦記」でのディードリットによる『エルフ』ブームが最盛期だったと記憶しています。
その後もファンタジーには欠かせない存在として様々な作品に「エルフ」が登場しますが、
「妹」や「眼鏡っ娘」のようにメインを張れる程の活躍は、私の知る限り ありません。
「エルフ学園」とか「エルフの許嫁」とか「俺の妹がエルフ」とか、
なんで無いんでしょうね?? (有象無象のエロゲは捨て置いて)
何年か前に韓国のオンラインゲームで体操着のダークエルフを見て
「今の日本に足りないのはコレだッッッ」と熱くたぎったのを覚えています。
そんな私に同感できる、貴方の為に作りました。
結構量産効率悪いので、そんなに数は用意できませんが、
「これを待っていた!!」という猛者は、ご連絡くださいませ
送料込み6000円でお届けします
(時間がかかる場合もありますのでご容赦を)
シリコン型が保てば、WFにも量産して持って行きます
お楽しみに (ΦωΦ)ノシ
今回ご紹介する作例は、名古屋のレイヤー「霧崎紅姫」さんのミク
「ぬこ面」を販売させて頂いた方から、どんな風に仕上げられたかの報告を頂く事が
ひとつの(無上の?)楽しみなのですが、今回の作品は一味違う!
これは是非Blogで取り上げねば!! と相成りまして。
目をよく見て頂きたい、なんと「丸穴メッシュ」が!!!
「か・・・・格好いいッッ!!」という最初の印象
そして新しくも何か懐かしさを感じるこの構造、
思いを馳せて記憶から導かれる「・・・ロボット刑事K 、いや・・・・ARIAL!」というワード
ああ懐かしい、久しく忘れていた造形情報が!!
私が唯一ハマッたとも言えるラノベ(?)「ARIAL」
40m級の巨大美女ロボットのその瞳は、昭和の特撮を彷彿とさせる「パンチ穴」的な意匠が施されている
その「パンチ穴」自体が特撮ネタのようなものなのだが、当時の自分にはそれが大層斬新に思えたものでした。
そしてその意匠が、時を超えて今! ぬこ面に実装!!
ちょっと胸が熱くなった。
ハンズで購入された「パンチングメッシュ」という物を使用されたそうです
目の形状も本来の「5式」からかなり拡張して、目ヂカラも魅力的にUP!!
このミクが、私もよく知る古巣の名古屋港のイベント会場で活躍されたというのも
ああなんとも感慨深い。。。
90年代は格ゲーにハマって、仲間内で同人誌やらコスやらやってたナー
自転車で鶴舞やら白鳥やら東別院やら国際展示場やら、名古屋市中の会場を回りまくったものです
皆様方も、面が完成したら是非報告くださいませ
・・・メールのレス等が遅いとかは何卒ご容赦を!
先日「P型の目穴ナシ版を3個ください!」という剛気なお問い合わせがありました。
嬉しいねぇ、お客さんわかってらっしゃる!! とほくそ笑む私。
P型の魅力は汎用性の高さにあります。(あと密着率!)
元の目穴を「基準」として広げるのも良いが、手で描き込める方には白キャンバスの「目穴ナシ」がうってつけ。
別に画力が無くとも、寸尺や位置をプリントアウトした絵で合わせながらでも充分に加工可能です。
折角なので先日作ってみたP型加工を軽く紹介します。
「口は小さく、目はタレ伏せ気味で 詳細はJPG参照」『あいよー』
・・・という改造オーダーで着手したのがこちら。
FRP面の厚みもあるので、かなり削っても大丈夫
口の端のグレーは表面の「ゲルコート層」が剥げた剥き身のFRP樹脂層
と、裏打ちしておいた「セメダイン社 金属パテ」が少々露出したもの
このようにパテを予め「裏打ち」しておけばガンガン削ってもOK
上唇の形状は口の大きさで決まります 口角をパテで新造するので、少し多めに削り落としました。
目をよく見ると、内側の破線があります。これが本来のP型の「目穴」位置です。
今回は眉間に拡張する形で形状変更します。
外輪の線の内側に、1mmのピンバイスで穴をあけて、それを繋げて切り抜きます。
手で空けるとシンドイので電動リューター使ってバスバスバスッっと 荒々しく穿孔したら、
150番くらいの紙やすりで穴を均します。 そのまま外輪の形状まで削りながら拡張ながら微調整
「金属パテ」で口端の凹みを埋めつつ、口角を「まろやかに」造形 あとはサフ吹いて、
ポリパテで整面して、グレーサフ→白サフ→肌サフ のいつものコンボから肌塗装してフィニッシュ
「P型」は「4式」とも「5式」ともラインの違う「アニメ系面長面」です。
とはいえ造形イメージは「ストパン」「IS」「Tony」系キャラなので、面長って程でもないです。
何なら横長の「まど☆マギ」キャラとかを再現しても、案外可愛く仕上がるかもしれません
どうぞ私が驚くような造形に挑戦してみてくださいませ
そういえば前回WFで販売した一点物の「完成品P型」も、自分で作っておきながら意外な仕上がりでした。
ミーナ隊長っぽく作ってたら、いつの間にやら駄肉様に。。。
面って面白いデスネー (ΦωΦ)<デスネー
明日 有明で開催される「デザインフェスタ」に日曜だけ出店してきます。
4Fフロアの J309 ぬこパン です。
ぬこ面現物を試着出来る機会ですので、よかったらお立ち寄り下さい
初売り「G型」含め、何個か即売用のぬこ面やタイツもあります。
イベント自体も凄く楽しいですよ!19:00まで開催していて、B級グルメや地ビールも美味い!
WFもこれくらい充実していれば。。。という程に至れり尽せりな素敵イベントです。
■G型での「まつげ」製作レポート
昨夜仕込んだ「G型」作例の製作の一部を紹介
このG型は元々「男顔」ですが、今回は目を大きく、顎をシャープに改造しました。
●まつげを書く
肌塗装を終えた面の目にマスキングテープを張って、鉛筆やペンで「まつげ」の形を描きます。
テープをゴム板に貼ります
1mm厚のゴム板はホームセンターで購入できます。
よく切れるハサミで切り出し、エッジをカッターで仕上げます
瞬間接着剤で接着。
点々と端から着けて行きましょう
失敗してもメゲない、画像は失敗した瞬着カスを彫刻刀やカッターで削っている所
失敗した「まつげ」を剥がして、たとえ塗装が禿げてもほとんどが「まつげ」で隠れる場所なので、多少の面積は案外フォロー出来ます。
似た肌色を作って、筆塗りでリタッチするのが理想ですが、なんなら色鉛筆やファンデーションで上からぐりぐり塗っても案外イケます
ガンダムマーカーで、下まつげを描き込みます
ここは失敗するとキツいですが、太くしてごまかせばOK OK
マーカーには各色あるので、「焦げ茶」や「黄色(金髪)」とかも描けます
目穴を開けて、目穴まわりをマーカーで描き込み
穴の断面も黒ペンで塗りつぶしましょう
「まつげ」も上記と同じ方法で形を出してから「カッティングシート 茶色」で写しとったものを貼り付け
目は昔の「レンズアイ 22mm」のデッドストックを使用しました
目穴の邪魔にならないようにリューターでかなり削った、リューターをお持ちでない方には厳しい作業かも
こんな感じで仕上がりました。
G型(男面)なのに美人顔!
今回、口の線は「ガンダムマーカー 焦げ茶」を使用しました。
でも失敗がリスキーなので、お手軽に色鉛筆とかイイですよ
どうぞご参考にー
このG型はデザフェスで展示ます
オタノシミニー (ΦωΦ)
切削加工の必要ない形状で供給できないか開発中です
透明レジンってのは硬くて硬くてっっ
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